渋谷での二年目
2005年から書いているのは凄いなと思う反面、最近1年に1回の投稿って言うのも凄いなと思う。
12年前に何をしていたか、記憶を辿ると何となく覚えているけれど正確には覚えていないですしね。
と、ここまで書いて、ミクシが気になってログインしてそちらであれこれ書きました。

会社を設立してもうすぐ10年になる。
デザイナをはじめて12年ぐらいかな。
自分では割りと技術を高く持っているつもりでいたけれど、ここ5年ぐらいぬるま湯にいたような気がする。
一番は、専門学校で教えていた事。かなりの足かせになっていたので、辞めました。

専門学校と聞くと、外から見ると「専門的な学校」に見えるけれど、実際は高校の延長のような場所で、最初に意気込んでいた「プロを育てちゃる」みたいな事は殆ど出来ず、何人かやる気のある生徒がいても授業内容に落胆して辞めてしまったり、重力の影響のように楽な方へと落ちてしまう。
入学してやる気に満ちていた生徒達も才能を開花させずに「やらなくてもある程度いける」といった、自分のブレーキを覚える二年間に耐えられませんでした。


それでも10年続いたのは、働く環境が良かったからだと思います。
意見を汲み取ってくれる上司や、同じ境遇にいる先生たち。
ウェブの先生は殆どいなかったけれど、デザインというジャンルでは共通言語が持てるし、生徒も慕ってくれていたから続いた部分はある。
それでも、もし専門学校の講師をしていなかったら、と考えると悔やむ部分も多い。

とはいえ、うちの社員は8割教えていた学校の生徒だから、意味はあったのだろうと思う。
残っている社員はとてもテクニカルな事が出来るし、プライベートより仕事を優先してくれるから、しっかりと恩返しをしていかないとなと思う。


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# by doggy_kou | 2017-03-03 04:39 | その他
渋谷での一年目
ブログを書くペースがものすっごい遅いけど、過去の文章が残っているのは少し面白い。
1つ前のエントリを見ると、人を増やすと書いてあったけれど、途中で断念した。
まず、人材が集まらない。
少人数で仕事をする理由としては、1人のポテンシャルが他の会社の中でトップレベルである必要がある。
でなければ、安価な仕事を多く回す事になるので。
うちはそれは難しいなと思っいて、他の会社よりもキッチリ良い仕事をしよう。そして見合った単価を貰おうと言う方向にした。
元々その方向だったので、戻したと言う方が正しい。

どうして足踏みしてしまったのか。
それもやはり人材。
クリエイティビティの低い人を入れ、その人の為に時間を使い、売上が伸び悩み悪循環な仕事を進めていたように思う。

引き継いで思ったのが、全てが整理されておらず、その場しのぎな雑な仕事だった。
けれど、自分が早く帰りたい為には、何でもすると言う感じ。
本人と話してみて分かったのは、あまり仕事への情熱が無いタイプだった。

今回は求人サイトやエージェントを使い、お金も時間も使って募集したが、20名応募、7名面接、0人採用だった。
不採用の理由は色々あるが、相当なレベルが無いとうちの仕事は出来ない事が分かった。
そんなことはないと思っていたのだけど、考えてみれば自分は1日20時間くらい働く時もあるし、平均して15時間くらい。
社員は早く帰すようにしているけれど、それは勉強させたいからでメキメキ力をつけている。
もう、コードでは自分より出来る。

そんなこんなで渋谷に越した後から、クライアントへ顔を出す頻度も増え、密な内容でコンテンツを作れるようになったので、会社としては一回りも二回りも半年で大きくなれた。
売上も好調に伸びているし、人材も集まりつつある。
妥協をしたり、目の前のお金にだけ飛びつく働き方は、誰も幸せになれないのだろうなと感じた。
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# by doggy_kou | 2016-04-05 03:42 | デザイン
会社の事
フリーランスで2年、法人化して8年目になるので、丁度10年この仕事をしている事になる。
節目として色々挑戦したい気持ちがある反面、安定もさせなければならない。

うちの強みとしてはクリエイティブが強い。
デザインが素晴らしい。動的な実装も早い。と思える。けれど、大型案件になると途端に困ってしまう。
今の仕事はこなしつつ、大規模なプロジェクトに僕が呼ばれてしまうと、さっぱり何も見れなかったりする。

解決方法は二つ。
仕事を減らして、単価を極端にあげるか、人を増やしていくか。

単価をあげるのは簡単だけれど、色々な事をやりなおす必要がある。
その単価で納得するクライアントに出会う為のブランディングのしなおし。これは、本末転倒なので却下。
と言う事で、人を増やすためには、場所も広げなければならないので、渋谷にお引越しです。

今の場所は2年で出て行く!と決めて、5年かかってしまった。
足踏みが3年もあった。長かったけれど、ようやく、スタートって感じです。
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# by doggy_kou | 2015-03-20 00:34 | デザイン
ウェブのサービス
最近低価格ホームページ制作サービスを始めた。
恐らく、世の中にとても多くあるであろうサービスへ参入は、うちのように20人もいない会社で行うと利益が出ない。
利益を出す為には、ルーティン化し、自動化し、売れる仕組みだけを効率的に最適化して行くことが望ましい。
それは、僕にとっては、あまり血の通った仕事とは呼べないんだよね。
お客さんからしたら、安く作れたと喜んでくれているだけかも知れないけれど、うちのクオリティを見てもらうと、その辺の内容とは全然違う事が分かって貰える。
6年くらい前までは、割と大きな仕事をさせてもらっていて、少しずつ仕事も増えて、何となく軌道にのった印象もあった。けれど、言葉は悪いけれど、アイデアの量産と、クオリティの安売りの代償がお金でしかない、仕事に満足を得られないなど、とても耐えられる内容ではなくなったように思う。
理由の一番大きく占めていた部分は、縁の下の力持ちとして自分を位置づけていたのだけど、ただの外部の業者といった扱いだった事に違和感を感じていた。恐らく、それは一般的な考えかも知れないけれど、自分たちが命を削って作った物が、別の名前になって、アワードなども別の会社が受賞する、と言うのが、日に日に耐えられなくなったように思う。
考えてみれば、当たり前の話なのかも知れないけれど、クリエイティブってそういうんじゃないだろう?といった若気の至りに似た感覚なのかも知れない。
その頃から、自分たちでお客さんを増やし、少しずつ仕事として当たり前な満足度を得ようとしていたけれど、フリーランスから会社にしたばかりの若く、小さい会社は、あまり相手にされず、なかなか上手く軌道にのらない印象があった。
それでも、仕事は楽しくしていて、少しずつ満足も得られるようになっていったと思う。
そんな頃、アートディレクタとして向かいいれてくれた、大きなプロジェクトで様々な考えが変わっていった。
お客さんの顔をしっかりと見て、毎月会議にも参加し、行われるイベントの数字を挙げる努力。数字だけではない、満足度をあげるアイデア。試行錯誤しながら、色々な会社のアイデアが形になっていく。
「ただの業者だから、言ったことをやってください」と言うのは、勿体無いんだろうなと感じた。

その頃から、仕事は直接お客さんから来るようになった。
そして、代理店を通さないと言うのは、とても大変な事ではあるけれど、その分責任がしっかりと持て、新しい価値を生み出す為に、毎日デザインについてを考えるようになった。
物を作ると言うのは、物を見ていてはいけない。
環境を見なければならない。なんて事をよく言うけれど、実際問題として、現実には行えない。
そういったジレンマを抱えている人は多くいると思う。

今回始めたサービスは、同業者からも依頼が多いけれど、なるべくなら断るようにしている。
新しい事業を始めたいとか、小さなお店だけれど、HPが欲しいといった、そういったお客さんに使ってもらえるサービスにしていきたいと思っている。
専門学校の講師と、会社と、家庭の両立が、今後の課題となるかな。
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# by doggy_kou | 2013-06-12 13:33 | デザイン
勉強をしない
うちのスタッフが一人やめることになったのだけど、よく持ったほうだなあと思う。
そもそも、ウェブに興味がある人間じゃなかったし、以前勤めていた会社も同じような理由でやめた方に思う。
最近OJTと言う単語を耳にする。仕事でトレーニングをする、まあ勤めながらそれを学べって話なんだろうけれど、この業界でそれをされると、著しくクオリティが低下するように思った。
休日とは何か?と言う定義になるのだけれど、やはり休みの日に普段の過ごし方を考えるべきだろうなと。
コードを書くのが苦手なら、コードを書き、デザインが苦手なら論理的なデザイン手法を学ぶとか。手法だけでも多少変わってくるように思う。
著名なクリエイタでさえ、いまだに書籍を手放さずに行動し、蓄積されている知識の裏づけを取る毎日なのだから、僕らのような平凡で何のとりえも無い人間は、その倍は何かをしないといけないな。
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# by doggy_kou | 2011-10-16 18:35 | デザイン
会社と決算とバイクと
HONDAのX4と言うバイクを買った。
hayabusaにターボをつける為、何ヶ月か乗れなくなるので。
最初は車検の無い250ccにしようと思ったのだけれど、今更加速の遅いバイクに乗るのはストレスだし、通勤の時にストレス発散するので、多少は趣味によったバイクが良い。

んで、決算月だったのであれこれ数字を出したのだけど、悪くは無かった。
3月の震災の影響が顕著に出ているのは仕方ないとして、今後の方針や目標をしっかりとたてようと思えた。

会社にしてから数年が経過したけれど、自分なんかがよくやっているなあと思う反面、凄く大人になった箇所も多い。
しかし、あえて子供のままにしておく人格があるから、毎日壊れずに過ごせているのだろうと思う。
ジブリで泣けるとかね。
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# by doggy_kou | 2011-08-09 01:31 | その他
メモ
昨年から外部記憶装置として、メモを取るようにしている。
思いついたデザインの手法やコミュニケーションの伝達方法が多い。
学校では諸事情により不可能な教育方法や、脳の刺激の仕方が増えている。
スタッフのスキルアップの為にフラッシュ暗算式デザイン脳アップ術を考えた。
瞬時にそのデザインの良さ、悪さ、製作者の意図などを挙げていく。
持ち時間は30秒から初め、短くしていく。
次に、そのデザインを別のお題で出し、形状、装飾を変える。最後にそれらをシンプルに形成していく方法を文章にする。複数いる方が良い。
期待している効果は、感覚的にそのデザインの良さを受け取り、明確に伝える為に文章にする事。
論理的に受け取る事は人の脳は不可能だ。自分ではそう感じていても。
例えば、今までの経験にない、「歯を磨いたら虫歯が増える」と言われ、それを論理的に説明されても受け付けられないし、納得が出来ない。正しい説明を受け、理解をしていてもである。
そう考えると、今までの積み重ねが成長の妨げになる場合がある。
つまり、感覚的に受け取る技術はすでに持ちえているのに、経験が邪魔になる。といった結論。

多くの先駆者が「時間が無い中でしかアイデアは生まれない」と言う現象を口にする。
例えば、昨日から働き始めたクリエイタが同じように時間が無い状態で作業を進めても、アイデアは出ない可能性がある。単純に積み重ねであり、蓄積された知識と裏付けられた技術があっての事。
それらは数年、数十年掛かるのだけれど、少しでも早める事が出来るのが情報社会の現代。
慌しい状態の方が良いわけではなく、そう言った中でしか蓄積された情報を取り出せない事があるのだと認識している。
同様の状態を作り出す練習を積み重ねていく事で、アイデアが出る脳になっていく。と言う魂胆。
あとは技術をどうつけるかになる。一般的には仕事をしていても、スキルはあがらないのだから。
あがるのは、「自分は技術がついた」と思い込む脳だけだ。
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# by doggy_kou | 2010-12-28 05:44 | デザイン
別の商売も始める
日本のウェブデザイン事情はと言うと、正直情けないものが多くなってきていて、これも文化の違いなのかも知れないけれど、8割以上が二番煎じのデザインだったりする。
クリエイタの質は低下しているのに、技術だけはあがっていると言う面も考えると、この国にいたくないと思う事が多くなってきている。
海外だから良いと言うわけではないと思うのだけど、やっぱりもっとゆったりとした時間の中で仕事をしたいし、あわただしく時間が過ぎて行くのは嫌いではないのだけど、完成を考えると品と呼べるようなものではない。ゴミだ。
今うちで受けてる仕事の半分は、ほぼクライアントと打ち合わせを重ねて、お互いの意見を尊重しあい、最終的にそれがユーザにとって最適かどうかで判断する人間がいる。その中の一人が自分でもあるのだけど。
残りの半分はと言うと、クライアント主の仕事の進め方で、だったらいいなりになってくれる作業員を雇えば良いんじゃないか?と言うようなつまらない仕事だ。
多くの経営者が、つまらなくても儲かれば良い、と言うのだけど、大抵の場合がつまらない仕事は儲からない。手間だけがかかる。
クライアントと一緒になって進める仕事のメリットは、成果が出ると言う事。
勿論相手のリテラシが大切なのだけど、うちのような会社に頼んでくるクライアントは、ほとんどがデザインで問題解決をしたい人ばかりで、根本的な解決を求めているから、時間も費用も用意してくれている。
そうじゃないクライアントが駄目だと言う話じゃなくて、あんまりそういった意味不明な仕事をして、成果もあがらないように口出しをするクライアントとやってられない、と言う思いが強くなってきている。

来年位までにお金をためて、もうひとつビジネスとして成果があがる商売をし、やりたいと思えるデザインの仕事以外は断っていく事に決めた。
二年後から開始して、軌道にのるのが4年後だとすると、最低でも6年間は今と同じようにくだらない事を続けるのかと思うと鬱だけど。それが人生なのだろうなと。
やりたくない仕事=面倒くさい仕事ではなくて、こちらの意思を無視して上の決定なので~みたいなのをやめたいだけ。担当者に決定権が無い場合は論外。
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# by doggy_kou | 2010-10-31 07:09 | その他
勉強
今は良いデザインの定義が明確になり、それほど探したりしないけれど、毎日勉強中だった頃は、友人に声をかけ、「良さげなサイトがあったら教えて」とか、ひたすらリンク集を探すなどをしていた。
今はウェブサイトのリンク集は多くネット上にあって、その辺みてれば大丈夫みたいなノリがあるけれど、あれは一般的すぎて参考にならない。
デザインの学校で教えて4年になるが、ほぼ毎回思うのは自分でデザインの定義をしない生徒が多い。まだ勉強中なのだから、当たり前なのだろうけど、自分なりの定義ができなければ次のステップには進めない。
独学こそが学ぶ姿勢だと思うけれど、高い料金を支払い、講義を受けるのだからそれなりの代価を得ていると勘違いしてしまう。8割以上がそうなのだから、これは普通な現象なのだと認めざるを得ない。
残りの2割はと言うと、頑張る人と、来ない人になる。来ない人の心理は非常に分かるが、逆に分からないのが頑張る人だ。頑張れるのであれば、なぜ学校に来ているのかをいつか聞いてみたい。自分には無いセンスだから。
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# by doggy_kou | 2010-10-11 08:48 | デザイン
時間が経つのは誰でも早い
時間が経つのは誰でも早いと思うのだけど、ここ最近時間の流れに興味が無くなってしまった。
時間軸に興味が無いというよりも、目の前の納期だけに終われ、自身でたてているスケジュールがまったく意味をなさないケースが多い。
クライアントに振り回されっぱなしと言うのもあるが、断固たる決意で挑んでいた頃と比べると、より安定を求めているように思う。悪い事だとは思わないが、ストレスの日々である。
また、仕事により無くしてしまったプレイベートな時間が多く、本当に常に監視されているような気がしてならないので、今年は盆休みを定期更新しているクライアントには告げた。が、連絡は普通にきた。

日本でデザイン業として成功するには、本当に苦労が多いのが外国人と話すとわかる。
けれど、売れない時代を経験している身としては、今のお金が貰えるという状況だけでも満足でもある。
と言う葛藤により、現在どうにもならない精神状態だ。
まず引っ越す。今の自分を形成しているものを一度壊そうと思う。壊すは正しい言葉じゃないと思うが、成長するためには常に全てを捨てないと駄目な性格なのだ。と言う性格も直そうと思う。
まず、全て持ち物を捨てる。
引越し後から新しい自分を形成するために、過去の自信に満ち溢れていた、誰でも最初は持っていたパワーを取り戻すために、物理の本を読み、論理的な組み立てを行う日々を取り戻したい。
今は、誰かに操作されている毎日に思えてしかたがない。
自分の人生なのだから、好きに生きた方が良いのだ。
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# by doggy_kou | 2010-09-02 06:28 | デザイン


日々起きた事。 
by doggy_kou