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子供が産まれました
エキサイトブログで知り合ったデザイナーと結婚し、子供が産まれました。
15年前、自分がデザインを学んでいる時に、ウェブデザイナーで検索して最初にヒットした方です。
色々教えて貰って、フリーになった後、一緒に仕事に誘って結婚みたいな感じ。
結婚するつもりは全くなかったのだけど、結婚するとしたらこの子だろうなと言う予感はあった。

昨年コロナ真っただ中、子供が産まれました。
高齢出産になるので、早めの入院を勧めら、検査してみると羊水が少ないとの事。
基準値を下回っていたので、1ヵ月前から入院。当然、お見舞いも面会も、出産の立ち合いも出来ない。

子供欲しい?と聞かれた時に即答で欲しいとは言えなかった。
正直、子供って怖いと思っていたので。
自分が育てられるのか。今の生活に組込めるのか。
この家で育てられるのか。心配しかなかった。

幼少期、貧しかったし、家庭も崩壊しているような育ちをしたからかも知れない。
けれど、やっぱり自分の子って欲しいのかもなあと思えるようにはなった。

不妊治療の末、やっとさずかった子なのだ。
俺は親ばかには絶対にならないし、なれない。
可愛いだろうけれど、自分を優先してしまうだろう。
その姿勢を見て育つのかな。

そんなことを考えて、退院して家にきたら、小さすぎてどう接していいかも分からない。
寝てるだけだし、殆ど泣かない。
夜泣きが怖かったけど、それもしない。
ただ、寝てるだけ。心配で、何度も呼吸を確かめる。

3か月が過ぎ、大っぴらに泣くようになった。
泣いてる顔も可愛くて、うるせーなーとか思わない自分にビックリした。
とにかく、可愛い。
全身で、生きる喜びを表現している。
俺の顔をみると、満面の笑みを浮かべて、手足をバタバタさせて、はしゃぐ。
ああ、これ、仕事どころじゃないな。



# by doggy_kou | 2021-04-07 04:56
辞める前提で雇う事
そんなこんなであっと言う間に一年が過ぎ、会社がどうなっていったかと言うと、特に変化はない。
大きく変わった点と言えば、知らない間にどんどんホワイト化されていき、裁量労働制の廃止や固定残業代込みの給料になっていたり、残業を原則禁止みたいな感じに。

どうしてそうなってしまったのかと言うと、

サービスを開始する前に弁護士に相談
補助金とか興味ありませんか?みたいな話になる
社労士を紹介される
助成金の申請を何となくやることに
会社内の整備が始まる

みたいな感じ。
制作会社としては遅くまで勤務するのはやめましょう、みたいな感じはあったけれど、原則「個人の裁量にまかせちゃいます」みたいな感じだったので、けっこう放置していたのだけれど、それも出来なくなった。
正直、とっても面倒臭い。
クリエイタなら、自分の作るものに、自分で責任を持ちなさいよ。みたいな考えだったのだけれど、世の中の考えとはマッチしないので、自分が変わるしか無い。

と言う一年で、今ではすっかり「長時間労働なんてクソだ」みたいに、見事にすりこまれている次第です。

# by doggy_kou | 2019-02-15 04:51 | デザイン
育てても辞める
5年ぐらい育てたスタッフが辞めることになった。
仕事は選べる自由があって良いし、うえを目指すならうちみたいな小さいところにはいないほうがいい。
キャリアを考えると、そうなのだろうなとも思う。

それから数か月して、うちの働き方とか、心の持ちようがかわり、
ステップアップの会社、として位置付けてもらうのがとっても楽。
教えるし、覚えたら辞めていい。
それでも売り上げがあがる事は間違いないので、教える職業していて良かったなあと思う。

来年10年目です。
10年選手ってからだも大変で、続けることで得られる経験値だけを求めていたら、終わると思う。
新しいことを覚える億劫さはあるけど、毎日何かしらにはトライしている。

# by doggy_kou | 2017-12-15 04:02 | デザイン
渋谷での二年目
2005年から書いているのは凄いなと思う反面、最近1年に1回の投稿って言うのも凄いなと思う。
12年前に何をしていたか、記憶を辿ると何となく覚えているけれど正確には覚えていないですしね。
と、ここまで書いて、ミクシが気になってログインしてそちらであれこれ書きました。

会社を設立してもうすぐ10年になる。
デザイナをはじめて12年ぐらいかな。
自分では割りと技術を高く持っているつもりでいたけれど、ここ5年ぐらいぬるま湯にいたような気がする。
一番は、専門学校で教えていた事。かなりの足かせになっていたので、辞めました。

専門学校と聞くと、外から見ると「専門的な学校」に見えるけれど、実際は高校の延長のような場所で、最初に意気込んでいた「プロを育てちゃる」みたいな事は殆ど出来ず、何人かやる気のある生徒がいても授業内容に落胆して辞めてしまったり、重力の影響のように楽な方へと落ちてしまう。
入学してやる気に満ちていた生徒達も才能を開花させずに「やらなくてもある程度いける」といった、自分のブレーキを覚える二年間に耐えられませんでした。


それでも10年続いたのは、働く環境が良かったからだと思います。
意見を汲み取ってくれる上司や、同じ境遇にいる先生たち。
ウェブの先生は殆どいなかったけれど、デザインというジャンルでは共通言語が持てるし、生徒も慕ってくれていたから続いた部分はある。
それでも、もし専門学校の講師をしていなかったら、と考えると悔やむ部分も多い。

とはいえ、うちの社員は8割教えていた学校の生徒だから、意味はあったのだろうと思う。
残っている社員はとてもテクニカルな事が出来るし、プライベートより仕事を優先してくれるから、しっかりと恩返しをしていかないとなと思う。


# by doggy_kou | 2017-03-03 04:39 | その他
渋谷での一年目
ブログを書くペースがものすっごい遅いけど、過去の文章が残っているのは少し面白い。
1つ前のエントリを見ると、人を増やすと書いてあったけれど、途中で断念した。
まず、人材が集まらない。
少人数で仕事をする理由としては、1人のポテンシャルが他の会社の中でトップレベルである必要がある。
でなければ、安価な仕事を多く回す事になるので。
うちはそれは難しいなと思っいて、他の会社よりもキッチリ良い仕事をしよう。そして見合った単価を貰おうと言う方向にした。
元々その方向だったので、戻したと言う方が正しい。

どうして足踏みしてしまったのか。
それもやはり人材。
クリエイティビティの低い人を入れ、その人の為に時間を使い、売上が伸び悩み悪循環な仕事を進めていたように思う。

引き継いで思ったのが、全てが整理されておらず、その場しのぎな雑な仕事だった。
けれど、自分が早く帰りたい為には、何でもすると言う感じ。
本人と話してみて分かったのは、あまり仕事への情熱が無いタイプだった。

今回は求人サイトやエージェントを使い、お金も時間も使って募集したが、20名応募、7名面接、0人採用だった。
不採用の理由は色々あるが、相当なレベルが無いとうちの仕事は出来ない事が分かった。
そんなことはないと思っていたのだけど、考えてみれば自分は1日20時間くらい働く時もあるし、平均して15時間くらい。
社員は早く帰すようにしているけれど、それは勉強させたいからでメキメキ力をつけている。
もう、コードでは自分より出来る。

そんなこんなで渋谷に越した後から、クライアントへ顔を出す頻度も増え、密な内容でコンテンツを作れるようになったので、会社としては一回りも二回りも半年で大きくなれた。
売上も好調に伸びているし、人材も集まりつつある。
妥協をしたり、目の前のお金にだけ飛びつく働き方は、誰も幸せになれないのだろうなと感じた。
# by doggy_kou | 2016-04-05 03:42 | デザイン


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