ウェブのサービス
最近低価格ホームページ制作サービスを始めた。
恐らく、世の中にとても多くあるであろうサービスへ参入は、うちのように20人もいない会社で行うと利益が出ない。
利益を出す為には、ルーティン化し、自動化し、売れる仕組みだけを効率的に最適化して行くことが望ましい。
それは、僕にとっては、あまり血の通った仕事とは呼べないんだよね。
お客さんからしたら、安く作れたと喜んでくれているだけかも知れないけれど、うちのクオリティを見てもらうと、その辺の内容とは全然違う事が分かって貰える。
6年くらい前までは、割と大きな仕事をさせてもらっていて、少しずつ仕事も増えて、何となく軌道にのった印象もあった。けれど、言葉は悪いけれど、アイデアの量産と、クオリティの安売りの代償がお金でしかない、仕事に満足を得られないなど、とても耐えられる内容ではなくなったように思う。
理由の一番大きく占めていた部分は、縁の下の力持ちとして自分を位置づけていたのだけど、ただの外部の業者といった扱いだった事に違和感を感じていた。恐らく、それは一般的な考えかも知れないけれど、自分たちが命を削って作った物が、別の名前になって、アワードなども別の会社が受賞する、と言うのが、日に日に耐えられなくなったように思う。
考えてみれば、当たり前の話なのかも知れないけれど、クリエイティブってそういうんじゃないだろう?といった若気の至りに似た感覚なのかも知れない。
その頃から、自分たちでお客さんを増やし、少しずつ仕事として当たり前な満足度を得ようとしていたけれど、フリーランスから会社にしたばかりの若く、小さい会社は、あまり相手にされず、なかなか上手く軌道にのらない印象があった。
それでも、仕事は楽しくしていて、少しずつ満足も得られるようになっていったと思う。
そんな頃、アートディレクタとして向かいいれてくれた、大きなプロジェクトで様々な考えが変わっていった。
お客さんの顔をしっかりと見て、毎月会議にも参加し、行われるイベントの数字を挙げる努力。数字だけではない、満足度をあげるアイデア。試行錯誤しながら、色々な会社のアイデアが形になっていく。
「ただの業者だから、言ったことをやってください」と言うのは、勿体無いんだろうなと感じた。

その頃から、仕事は直接お客さんから来るようになった。
そして、代理店を通さないと言うのは、とても大変な事ではあるけれど、その分責任がしっかりと持て、新しい価値を生み出す為に、毎日デザインについてを考えるようになった。
物を作ると言うのは、物を見ていてはいけない。
環境を見なければならない。なんて事をよく言うけれど、実際問題として、現実には行えない。
そういったジレンマを抱えている人は多くいると思う。

今回始めたサービスは、同業者からも依頼が多いけれど、なるべくなら断るようにしている。
新しい事業を始めたいとか、小さなお店だけれど、HPが欲しいといった、そういったお客さんに使ってもらえるサービスにしていきたいと思っている。
専門学校の講師と、会社と、家庭の両立が、今後の課題となるかな。
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by doggy_kou | 2013-06-12 13:33 | デザイン
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