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演出とか表現とか
1/30日に公開したサイトについて、そろそろまとめて良いかもな、と思ったので、当時のメモから書き出します。


情報については「受け取って初めて成り立つ現象、或いは行為」だと思っています。
思うと言うより認識している。
例えば、高井さんのサイトを構築する上で大切だと考えたのは、写真を観て貰うと言うごく当たり前の行為。
カメラマンと言うのはデザイナ同様に職業であって人格では無い。
性質であって性格では無いので、簡単なプロフィールがあり、作品を一番に考えるのが僕は最適だと思えたわけです。
そこで、羅列させた配置よりも、写真と言うのは現像して初めて姿を現すと言う部分を、少しFLASHで演出してみたかったのと、同時に外部で画像をロード出来るというメリットから、サムネイルを全て表示しないと言う形になった。

素人考えだとカメラマン=写真を撮る人なのだけど、色々聞いてみると、現像やらあれこれ色々な工程があるわけです。
クリックすると同時に、暗く遠く(大きさと明度は比例)にある写真が、100%の比率になる前に中央へより、拡大されると言う行為が現像されるという部分の演出をしているわけです。
メニューも本当はなくして欲しいと言う要望だったのだけど、それはサイトとして難しいし、あった方が便利なので、一応つけたのだけど、確かに小さいモニタで観ると、写真を見たい場合邪魔。
なので、マウスがロゴに近づくと、「DISPLAY CHANGE」と言う文字が出現し、クリックすると、ロゴを消す事が出来る。
最初から消してしまうと、メニューも小さいので探しにくいけれど、消せる事でユーザが見やすい状態を作り出す事が出来る為。
OSなどのメニューが他をクリックすると消えるのは、ずっと出現させているとただ邪魔だと言う余裕からだと思うのと同様の効果を狙っている。
と言う説明が無きゃ、そこまでは考えないだろうけれど、作成するにあたっては、定義していくと色々な案が出るので僕は好き。

常にウィンドウサイズに対して、コンテンツが可変していくのが好ましいと思っているのは、よく見かけるフルスクリーンで見せると言うのは(最近すげーやりたい)、ユーザにとってどうなのだろう、と考えているのと、様々な解像度でも見れないサイトって、製品を売っているわけじゃないクリエイタの情報配信には適していないと思っているからだったりする。
ウィンドウの大きさを変えた時にコンテンツが動いちゃうのは、最近ではあまり良いとは思わないケースもあるけれど、オブジェクトが独立していて、お互いの比率を保持しているのって、余白が変化しない分、かなり効果的に僕の心をくすぐります。
感覚的にああいった音や動きも好きなので、僕としては楽しかった製作の一つ。

んで、評判的に良かったっぽいので少し安心。
by doggy_kou | 2006-05-16 04:31 | デザイン
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日々起きた事。 
by doggy_kou