昨年から外部記憶装置として、メモを取るようにしている。
思いついたデザインの手法やコミュニケーションの伝達方法が多い。 学校では諸事情により不可能な教育方法や、脳の刺激の仕方が増えている。 スタッフのスキルアップの為にフラッシュ暗算式デザイン脳アップ術を考えた。 瞬時にそのデザインの良さ、悪さ、製作者の意図などを挙げていく。 持ち時間は30秒から初め、短くしていく。 次に、そのデザインを別のお題で出し、形状、装飾を変える。最後にそれらをシンプルに形成していく方法を文章にする。複数いる方が良い。 期待している効果は、感覚的にそのデザインの良さを受け取り、明確に伝える為に文章にする事。 論理的に受け取る事は人の脳は不可能だ。自分ではそう感じていても。 例えば、今までの経験にない、「歯を磨いたら虫歯が増える」と言われ、それを論理的に説明されても受け付けられないし、納得が出来ない。正しい説明を受け、理解をしていてもである。 そう考えると、今までの積み重ねが成長の妨げになる場合がある。 つまり、感覚的に受け取る技術はすでに持ちえているのに、経験が邪魔になる。といった結論。 多くの先駆者が「時間が無い中でしかアイデアは生まれない」と言う現象を口にする。 例えば、昨日から働き始めたクリエイタが同じように時間が無い状態で作業を進めても、アイデアは出ない可能性がある。単純に積み重ねであり、蓄積された知識と裏付けられた技術があっての事。 それらは数年、数十年掛かるのだけれど、少しでも早める事が出来るのが情報社会の現代。 慌しい状態の方が良いわけではなく、そう言った中でしか蓄積された情報を取り出せない事があるのだと認識している。 同様の状態を作り出す練習を積み重ねていく事で、アイデアが出る脳になっていく。と言う魂胆。 あとは技術をどうつけるかになる。一般的には仕事をしていても、スキルはあがらないのだから。 あがるのは、「自分は技術がついた」と思い込む脳だけだ。
by doggy_kou
| 2010-12-28 05:44
| デザイン
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