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僕は音楽にはちょっと厳しい。「何でも聞くよ」といいながらも、本当にローテーションさせるのはごくわずか。ましてCDを滅多に買わない。何故か我が家には「これいいよ」と薦められるCDが山ほどあるのと、新譜も自動的に送られてくるシステムだ。
何故か音楽番組をチェックし、オリコンを調べたりする。下位もチェック。
インディーズバンドのサイトもチェックしたりする。でもCDは買ってやらんわけです。
まして、ライブなど実費で行くわけもなく、本当に人を呼びたいのなら、全てのクオリティをあげて出直せとか思う位。これは完全に客側のいけん。
バンドしていた時期があるので、お客さんを呼ぶ事の大変さとかも勿論分かるし、レコーディングの辛さみたいなもんも承知。ただ、客になるといいたい放題言えるのと、金を出す出さないを決めるのは客と言うのは揺るぎ無いわけです。
そんな僕が始めて心から「ライブみてえ」と思い、チケットを予約し(惨敗)ミクシィで何とか親切な方に譲って頂いたわけです。SALYUです。
リリィシュシュを数年前に薦められて、そこからガッツリハマってるわけですが、彼女の歌声がたまに「アレ?」と思うほど分からないファルセットかどうか認識出来ない時が多いのに、しゃくる時はガッツリイケイケ。何かよくわからないよーと思いつつも、ドップリつかっていて解析すら出来ない上体だったりする。
ライブ、エンターテイメントを理解している方なのだと思う。
初めてあんなライブにいったし、はじめて生で観て感動をした。
大抵音楽家としての目線が残っているので、ライブを楽しむみたいな感覚じゃなくて、かなり細かい部分を見て楽しむ、みたいなノリです。
ドラムすげーとか、あそこ大変そうだな、と。これは職業病なので無意識に出てしまう。
そうなると、楽しいとかじゃなくなるわけですね。
ただSALYUに関しては全く違う。もう全ての世界に連れて行ってくれるし、一番大切な「音を外さない」と言うのが100%だと思える位。1/8位はライブになると普通にズレがあるし、テンポに関しても釈然としないズラし方が多い。
そうじゃなくて、とにかくCDと同じ状態の声質で、CD+があるわけです。
これがライブだなーと思える。基本的にはお客さんを第一に考えてくれているし、自信が溢れている感じがとても好きだ。

「おれたちを見てくれ」みたいなミュージシャンって少し減ったなあと思うのも、時代がそうなってきているので仕方ないと思う。
そういうライフスタイル以前に、まず音をしっかりつくれよとか思うね。

仕事柄毎日家にいるわけで、音楽聴かない日は無い。それでもSALYUの同じ曲毎日でも聞ける。

さて、デザインにあてはめてみると、さっぱり凹むのでやめときましょう。
by doggy_kou | 2007-02-16 06:02 | その他
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日々起きた事。 
by doggy_kou